■ ID | 500 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 大気中ダイオキシン類の長期間採取法 |
■ 著者 | 蓑毛康太郎
Kotaro Minomo
埼玉県環境科学国際センター 大塚宜寿 Nobutoshi Ohtsuka 埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第14回環境化学討論会、平成17年6月15日 |
■ 抄録・要旨 | 平成13年8月に「ダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアル」が改正され、より平均的な濃度を得るために、これまでの24時間連続採取から7日間連続採取をすることになった。しかし7日間の連続採取を5回繰り返したところ、濃度および異性体構成比は採取した週により大きく異なっていた。 そこで、通常行われるハイボリウムエアサンプラによる採取よりも軽易で平均的な濃度を把握するために、ジエチレングリコールを入れた吸収瓶2本と、XAD-2樹脂を充填した吸着剤カラムを直結し、5週間連続して通気しダイオキシン類を捕集する方法を試みた。各異性体濃度および構成比は、公定法の7日間連続採取を5回繰り返して得られたものの平均値とほぼ一致した。本方法をより長期間の変動を平均化して測定できる採取方法として提案した。 |
■ キーワード | ダイオキシン類、大気、サンプリング |
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